「水光注射」 » 知ってるようで知らないお肌の仕組み

知ってるようで知らないお肌の仕組み

肌の仕組みってどういう働きがあるのか気になりますよね。綺麗な肌を手に入れるためにも、ここでは、肌の役割についてまとめていますので参考にしてください。

肌にはどんな働きがある?

肌は、水分を吸収して保湿するための働きにとどまらず、外部からの侵入を防ぐバリア機能も備えています。表皮や角層、真皮、皮下組織とそれぞれの器官に役割があり、きちんと連動することで正常な状態に保っているのがポイント。肌は「表皮・真皮・皮下組織」からなり、各層でその働きもことなります。

表皮の構造と働き

表皮は、暑さ約0.02ミリのとても薄い膜で、4つの層から構成されている

  1. 角層
  2. 顆粒層(かりゅうそう)
  3. 有棘層(ゆうきょくそう)
  4. 基底層(きていそう)

表皮は食用のサランラップ程度の薄さですが、各層が外部から異物を入れないように保護したり、新しい細胞を生み出す働きをしたりとそれぞれ役割があります。表皮部分の層がうまく機能することで綺麗な肌をつくりだしています。表皮が正常に働く環境をつくってあげることが、綺麗な肌を生み出すのです。

肌のうるおいに重要な役割をもつ、角層の細胞間脂質

わたしたちが生きていく中で、角層はとても大切な役割を担っています。14~15層に積み重なって構成されている角層は、肌の潤いを保つために重要な役割を担っているのが特徴です。

角細胞の間に、細胞間脂質をつめることですき間をシャットアウト。結果、水分が体外に逃げるのを防ぐ役割があります。家の設計でいうところの、角細胞が「レンガ」の役割で、細胞間脂質がすき間を埋める「セメント」です。

他にも角層は、ほこりや菌、紫外線、ウイルスなどの外部刺激が体内に入らないようなバリア機能を持ってます。外部からの侵入を防ぐ大切な役割がある角層は、役目を終えると肌から剥がれ落ちて排出。しかし、剥がれ落ちない角層もあります。溜まり続けた角層は、本来のバリア機能を弱めてしみをつくってしまうのです。

表皮の一番深い部分の基底層

基底層では、血液から栄養分を受け取って新しい細胞を作り出すので、栄養が不足するとターンオーバーに支障をきたします。基底層より上の表皮は、ターンオーバーを繰り返しているので傷ができたり、皮膚がダメージをうけてももとにもどりますが、真皮層まで及んだ傷は完全には戻りません。そうならない為に、真皮をガードしてくれるのが「基底層」なのです。

真皮の構造と働き

真皮は、表皮の内側にあり皮膚組織の大部分を占めており、肌の本体ともいえます。部位によって異なりますが、平均して2ミリの厚さが特徴。

全体の約70%はコラーゲンと呼ばれるタンパク質で構成されています。コラーゲンは、皮膚を支えてハリを保つ役割のほか、エラスチンやヒアルロン酸などを含んでいるため、皮膚の形や弾力を保つ働きがあります。

さらに、皮脂を分泌する皮脂腺や、汗線などの器官もあるため、肌の保湿に重要な役割を担っているのもポイント。

ただし、加齢によってコラーゲンやヒアルロン酸といった「肌のハリ」を作り出す機能が低下します。ハリが無くなった肌は、次第にたるみ、しわの増加につながることに…。真皮は、肌のハリや保湿といった根幹部分を担っています。

そのため、綺麗な肌を目指すのであれば、真皮の仕組みや役割を理解したうえで、アンチエイジングケアや美容治療をするようにしましょう。

皮下組織の構造と働き

皮下組織は、大部分が皮下脂肪で構成される皮下脂肪組織です。エネルギーの元となる皮下脂肪の貯蔵庫の役割があります。

外部からの衝撃や刺激をやわらげて、体の内部を守るクッションの役目にもなるのが特徴。また、熱を体外に出さない作用があるため、断熱・保温の働きもあります。

皮下脂肪が体内の熱をうまく調整しているので、寒い時には体を温める、暑い時には汗を出して体温の上昇を防いでくれるのです。

美肌を保つには、表皮、角層などの器官が正常に働くことが重要

ただし、加齢によってこれらの機能を正常に働かせるのは、難しいものです。そこで、現在、美容業界で人気を集めている治療が注入系の施術肌のハリや潤いをたもつ成分を産生する器官に直接栄養成分を注入することができるので、お肌のハリを取り戻したい方や、しわなどが気になる方から支持を受けています。

また、これらの注入系の治療はメスを使わす、ダウンタイムも比較的少ないので、周囲にもばれにくいのも嬉しいポイント。気になる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

美容皮膚科でできる注入系療について詳しく

お肌の潤いに関係する3つの因子

お肌のうるおいに必要な3つの因子について紹介します。

皮脂膜

汗線から分泌された汗と、皮脂線から分泌された皮脂が混ざり合ってできたものです。「天然のクリーム」といわれており、肌の表面を覆って保護する役割があります。

皮脂は1日に1~2g程度分泌されると言われていますが、年齢や性別によって分泌される量に変動があり、男性の方が皮脂分泌量が多いのが特徴です。また季節によっても異なり、春から夏にかけて皮脂の分泌は多くなります。秋から冬にかけては、皮脂の分泌が減り、お肌も乾燥しがちになります。

皮脂膜の分泌量が多いのは、新生児期と思春期以降と言われ、加齢によって分泌量が減っていくので、定期的なケアを心がけましょう。

天然保湿因子

角層細胞内の水分を保つ働きがあります。アミノ酸、ピロリドンカルボン酸、乳酸、尿酸などのといった成分で構成されており、肌を保湿する働きがポイントです。

角層細細胞脂質

角層細胞の間のすき間を埋める働きがあります。水分が体外に蒸発しないような働きがあり、外部からの刺激から守る役割もあります。 きれいな肌を産生するためには肌のターンオーバーや仕組みを知っておくとケア方法も変わってくると思います。